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■桜色のジャケット
オーダー事例・2008年3月25日更新「ド派手なジャケット出来上がりました」
2009年1月10日更新「キャメルカラーのダンディーコート」と過去2回ご登場。
そして今回、オーダー事例史上初となります3度目のご登場のK様。
桜色のジャケットをオーダーして下さいました!!!
東京都内では桜も落ち着いた感がありますがオーダー事例の桜はこれからが満開
です。K様はご来店される度に我々スタッフを驚かせ楽しませてくれます。
K様の素直な感性がそのようにさせてくれるのだと思います(もちろん狙いもある
とは思いますが…。)K様を担当させて頂いたばかりの頃は、度肝をぬかれましたが、最近は慣れもありK様がどのような生地(色)を選ばれるのかが楽しみになりました。日本人ばなれしたK様の色に対するこだわりと感度は慣れてきた今でもやっぱり驚きですが…。

K様の今回のテーマは「ピンク」。
しかもぼかした感が全くないベタなピンクでした!!!
ピンク色自体、それほど沢山の種類のご用意がなく、さらにベタなピンクとなると
益々限られてしまいます。
なおかつK様の好まれる生地の質感というと、しわになりにくいしっかりとした
生地。全ての条件を満たしてくれる生地は本当に極わずか!!!
丁度、店内にある着分にカットされたジャケット用生地の中に何点かピンク系の生地
があったのでオススメしたところ、イメージにあわないようでした。
(その時点でK様を理解できていない自分に反省です。)

逆にK様よりご要望がはいり以前オーダー頂き、オーダー事例「ド派手なジャケット出来上がりました」でご紹介させて頂いたオレンジ色の生地を選らばれた「王侯の装ひ」というバンチブック(生地見本)を見せて欲しいとの事でした。
「王侯の装ひ」というタイトルからも特別な印象を持たれる方がいるかと思いますが、正にタイトル通り他にはなかなか見られない色柄(生地)のセレクションです。一般的なスーツ生地のバンチブックとは異なりK様好みの色のオンパレード。

K様は「王侯の装ひ」のキューバ・ポーラ シリーズの中から濃淡の2色のピンク色の生地を選ばれました。
K様に対しては一般的と言う概念を取り去る必要があるのでしょうが、なかなか難しい事なんです(笑)。
K様が決定された生地は濃淡の淡の方の生地(色)でした。
淡と言っても決してパステルカラーのような優しい色ではなく、まるで短い期間咲く桜のような主張のあるピンクです。

表生地のピンクにあわせて裏地は発色の良いシャーベットオレンジ。(裏地の発注ミスで納期が遅くなりK様にはご迷惑をおかけしてしまいました。工場の皆様にもご迷惑をおかけしてしまい反省しています。)釦は最近人気急上昇の白の貝釦を選ばれました。ラインは「CONGRESS」(バックシェイプライン)。デザイン的には、いたってシンプルです。
K様は生地が決まった後はペースが速くあっと言う間にオーダーが終了しました。

写真のコーディネートは、K様が生地を決める前からイメージされていた赤のスラックスとのあわせです。ピンクのジャケット、赤のスラックス、白いシャツ全てワールズビスポークでオーダーして頂いた商品です。
「見事」の一言に尽きます!!!
K様へ 今後も4回、5回〜とオーダー事例へのご登場をお待ち申し上げます。
ご来店誠にありがとうございました。
<OHKAWA>

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