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【トロピカル アマデウス】 |
D様には、平成20年11月丁度「コートフェア」開催の時期にワールズ ビスポーク
にてトレンチコートのオーダー第一号となって頂きました。(平成20年秋よりトレンチコートのオーダーがスタート。)
こだわり派のD様は、オーダーの度に上質の生地をお選びになります。
トレンチコートの時には、「LEAR BROWNE & DANSFORD」(英国)のバンチブックより生地を選ばれました。このバンチブックがワールズ ビスポークに初めて入荷したのも平成20年の秋でした。
私自身、このバンチブック(生地)を初めて見た時、あまりのしっかり感に衝撃を受けました。
その時点でこのバンチブックより選んだ生地でトレンチコートをオーダーしようと心に決めていたのですが、見事!D様に先を越されてしまいました。
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今回のご来店では、以前ワールズ ビスポークでオーダー頂きましたスーツをお召しになってご来店頂きました。
体型(寸法)にお変わりがなくスーツを微調整し採寸終了となりました。
いよいよ こだわりの生地選びですが、ご希望をお聞きすると、D様「明るい紺のストライプ!」と返ってきました。
以前にオーダー頂きましたデータをチェックすると、確かに明るい紺のストライプで
オーダー頂いた事は一度もありませんでした。
今年一番の人気傾向と言える明るい紺〜ロイヤルブルー。
スーツ、ジャケット共に沢山のお客様にオーダーして頂きました。
そういえばワールドカップ日本代表チームの公式ウエアもブルーでしたし、日本古来より伝わる染色技法「藍染め」で染められたブルー(藍色)を「ジャパンブルー」と言うそうですが、昔から日本とは縁のある色なんですね。
話がそれました…。
ドーメルの「トロピカル アマデウス」のバンチブックの中にD様のイメージにピッタリの明るい紺のストライプを発見。すぐにD様にお見せしたところ、とても良い反応が返ってきました。
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ここで、ドーメル「トロピカル アマデウス」の豆知識です。
1842年にジュールズ・ドーメルが繊維商として歩み始め、経済的政治的挑戦が164年後に最高級服地の提供者として名を馳せ現在に至ります。
会社は現在でも創業者一族によって運営、所有されています。
現在、服地企画には女性の感性を取り入れ魅力的な色柄のコレクションが発表されています。
そんなドーメル社の代表服地と言える「アマデウス」のトロピカルバージョンが
「トロピカル アマデウス」です。厳選された極細のスーパー100’Sウール原料のみを使用した糸で織られ、緯糸と経糸の両方に双糸を使用しているために着心地が良く耐久性があるのが特徴の高級服地です。
※ <トロピカル>
薄地で軽く、平滑でシャリ感があり通気性に富んでいるので夏の衣料に適しています。
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D様が選ばれた「トロピカル アマデウス」はベースになる部分に明るめの紺を使用し
グレイッシュなブルーとライトなサックスブルーを非対称に配置したインパクトのある柄ですが、決してしつこい印象を感じさせない良い柄だと思いました。
写真のコーディネートで履かれている靴はD様の私物です。こちらの方が良いと思いお借りしました。コーディネートのポイントになってますよね!!!
(誰ですか?浮いてるなんて言っているのは…。)
お仕事の事情で現在は大阪在住のD様。優しい印象のD様にパンチのきいたトレンドカラースーツが良く映えます!!!
D様大阪からのご来店誠にありがとうございました。 |
<OHKAWA> |
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