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【 モダンクラシック トレンチ 】 |
昨年の11月13日〜11月28日まで開催していました< モダンクラシックコートフェア >の最終日にご来店下さいましたI様。
お似合いのトレンチコートが仕立て上がりましたのでご紹介します。
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今の時期は、コートを着ている人を良く見かけますが、コートの種類も人によって様々です。
中にはチェスターフィールドコートを着ている人で、肩が落ちてしまっている方を目にします。
オーダーでしたら、お好みの色柄の生地を使って自分の体型にあった一着を仕立てる事が出来ます!!!
今シーズン、コートをオーダーされるお客様が多かったのは紛れも無い事実ですが、
中でもトレンチコートに人気が集まりました。
スーツとの相性や着用範囲etc.を考慮すれば、チェスターフィールドコートが好ましいように思えますが、
そこは、時代背景etc.が関係してくるからでしょうか?
ビジネスとカジュアルのシーンを兼用出来るコートという意味でトレンチコートが支持された感じがします。
元々は軍服として使用されていたため、防水加工を施した綿生地(ギャバジン)やウールが用いられるのが
一般的なトレンチコートですが、近年では様々な素材とコラボすることで、色々な表情に変化し
カジュアルな分野でも人気があります。
「コートをオーダーしたくて…。」
これが来店されたI様の第一声でした。
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さっそくI様が思い描くトレンチコート用の生地選びですが、I様が強く要望された生地はブラウン(茶系)のヘリンボーンでした。
コート専用のバンチブックのご用意もありましたが、I様が思い描くコートには生地が厚くしっかりし過ぎていました。
生地があまり厚くないブラウンのヘリンボーンを探しますが…。
店内の現物生地の中に一点、ダークブラウンのヘリンボーンの生地があり、お見せしたところI様が反応されました。
スーツ用としてお出ししていた生地でしたが、スーツ地としては厚めでしっかりとした生地でした。
I様の気持ちは、すっかりその生地に向いているようでした。
その生地は、「Scabal(スキャバル)」のヘリンボーンで杢糸を使用しているため雰囲気があり、クラシック感が魅力的な生地でした。
I様はインスピレーションを大事にされ生地が決定しました。
実際、私自身もワールズビスポークで2年前にトレンチコートをオーダーしたのですが、
とても気に入っていて、ほぼ毎日のように着ていました(もちろん、今でも現役です。)。
トレンチコートを着ていたら知り合いに「良いコートだね!天知 茂みたい。」と言われた事を思い出します。古ぅ〜。話がそれました。
今シーズンはダブルスーツやダブルジャケットがトレンド傾向に挙げられたのが要因だと考えられますが、ワールズビスポークで
オーダーして頂いたトレンチコートもダブルでのご依頼が多く、I様にもダブルトレンチコートでオーダー頂きました。
出来上がってきたI様のダブルトレンチコートは、クラシックな印象の生地で仕立てましたが、身体にあったサイズ感がモダンな印象を与え、
個人的にも着てみたいと思わせるほど素敵な一着でした!!!
I様はダブルトレンチコートをオーダーして下さった一週間後、スリーピースとシャツをオーダーして下さいました。
ベージュカラーのグレンチェック(スキャバル)のスリーピースと上品で繊細な白場ベースのブラウン系のストライプシャツが
今回オーダー頂いたコートに間違いなくマッチすると思います。写真でご紹介出来るのはコートのみになりますが…。
I様、ご来店誠にありがとうございました。 |
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<OHKAWA> |
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