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【 ベストカップル賞 】 |
今回のCase Bookのお客様T様が、初めてワールズビスポークの厳選インポート生地の中からビンテージ感たっぷりの生地で下さいました。 T様と言えば奥様という位にお二人はいつも仲が良く、T様のオーダーで奥様は欠かすことの出来ない重要な存在です。 奥様を写真でご紹介出来ないのがとても残念ですがいつも明るくチャーミングな奥様と、ちょっぴりシャイでお優しいT様の黄金バランスは、 ワールズビスポーク ベストカップル賞に値します。
ベストカップル賞!?自分で言っておきながら良いですねぇ〜。
真剣に考えてみたいと思います。
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ワールズビスポークへ足を運んで下さるお客様には、ご夫婦でご来店されるお客様が
少なくありません。 そんなご夫婦は、勝手ですが大まかに3タイプに区分が出来ます。 1:こだわり亭主関白型、2:フレンドリー夫婦型、3:そして奥様主導型です。
T様ですが、そうですねぇ〜フレンドリー夫婦型と奥様主導型の中間に位置する感じでしょうか(笑)。実は奥様主導型のご夫婦も意外と多いものです!!!
T様の前回までのオーダーですが、バンチブックから生地を選ばれていました。
いつもスーツは2着でオーダーして下さいますT様。
今回のご来店では、ワールズビスポークが厳選した現物インポート生地の中から生地を選ばれ 2着のスーツをオーダーして下さいました。
1着目は、「 J & J Minnis(ミニス)」のウール100%ネイビーのピンストライプです。
「 J & J Minnis 」は、1874年にJames Eghert Minnisが設立。
貴族のテーラーとして繁栄し、1969年に「 ROYAL WARRANT 」を受け継ぐ事になりました。 「 ROYAL WARRANT 」とは「 王室御用達証 」のことです。
現在でも「 Savile Row 」では、高級服地の提供者として確固たる地位を維持し
続けています。 そして、もう1着は、
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「 Martin & Sons( マーティンソン)Fresco( フレスコ ) 」グレーのチョークストライプです。「 Martin & Sons( マーティンソン)」は英国の名門ミルです。
「 Fresco( フレスコ )」は、1907年にマーティンソンによって商標登録されています。
フレスコとは、ポーラ糸を3本合わせ( 3PY)平織りにした生地です。張りが強く皺になりにくく風通しが良い上に仕立て映えがします。
現在では、2本の糸を合わせた( 2PY )糸で織ったライトウエイトのタイプがあり、T様が選ばれたのはこちらのタイプです。
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今シーズンは、クールビズが強く取り上げられているせいか、 通気性が良く耐久性のあるフレスコに人気があります。
デザインは、ビンテージ感たっぷりの生地にあわせて、シンプルな フロント2個ボタンのノッチドラペルを選択されました。 「 J & J Minnis 」ネイビーのピンストライプの生地には、腰ポケットをスラント仕様にされ チェンジポケットを付けられました。
スーツは予想通り、とても良い仕上がりでした!!!
写真でもお分かりいただけると思いますが、どちらのスーツも良くお似合いだと思いました。
余談になりますが、T様はワールズビスポークでシャツもオーダーして下さいます。
以前にシャツをオーダーして下さった時の奥様の一言が忘れられません。
奥様「この生地、本当に良いわねぇ~。私も着たいくらいです!」
残念ながら、当店ではレディースでのお取り扱いがないため、 奥様のご希望にお応えする事は出来ませんでしたが、とても嬉しい一言でした。
さらに余談は続きますが…。 スーツのお受け取りもご夫婦でご来店下さいました。
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その時、奥様が言われたことですが、奥様「また、シャツもお願いします。」
こちらこそ宜しくお願いいたします!!!
奥様「よく出張でインドに行くのですが、出張から帰ってきたらシャツが黄色くなってしまって…。 クリーニングに出しても取れなくて…。」
実物を拝見していないので原因が分かりませんが、インドと言うことで何となく納得してしまいました。
T様2着のスーツをオーダーいただきまして誠にありがとうございました。
今回お選びいただきました生地は、これからの時期には最適な2点共に素晴らしい生地ですので、長くご愛顧いただけるスーツになってくれるはずです。
次回のご来店もご夫婦揃ってのご来店をお待ち申し上げます。
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<OHKAWA> |
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