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【 転職でスーツも変わる 】 |
某大手百貨店にお勤めだったS様ですが、今年に入り転職をされました。
S様が初めてワールズビスポークへ足を運んで下さったのは、平成20年9月のことでした。大学を卒業して就職1年目のことです。
初めてのご来店で、いきなりの「 ゼニア 」デビュー。そんな、こだわり派のS様ですから、私服姿も実にユニーク。
ご紹介出来ないのが、とても残念ですが、毎回、そのアバンギャルド感に絶句していました。
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お洒落なS様が、ワールズビスポークでオーダーされるスーツはと言うと、
やはり、ヒネリの利いた生地選び。
スーツ用生地でありながら、ツイード調の生地を選ばれたかと思うと、
普段あまりお目にかかれないグリーンのグレンチェックを選ばれるので、
お受けする立場としては、毎回とても楽しみでした。
S様お気に入りのモデルは、CONGRESS( コングレス )ですが、
このモデルの特徴の1つに、衿のゴージカーブの有or無を選んでいただくサービスがあります。
S様は、迷わずゴージカーブの無しのタイプを選ばれます。
なんと言っても、S様の『 最大 』のこだわりは、
スラックスの前立を「 釦仕様 」にすること!!!
チャックと比べると選ばれる方は、何十分の1と少ないですが、
釦仕様を選ばれる殆どのお客様は、毎回必ず「 釦仕様 」を選ばれます。
こだわりの世界ですので納得です。
生地を選ぶ過程で感性を存分に発揮されていた某大手百貨店時代でしたが、
転職されて一転、感性を控え目にした生地選びとなりました。
やはり、会社や職種によって規制は様々ですから…。
その時、S様が言った言葉に、「 普通のスーツを全然持っていなくて…。 」とありました。
S様とすると、慣れるまで少々ストレスが溜まるのではないかと思います。
スーツは、控え目になりましたが、
仕事に意欲を持って歩まれているS様の姿は、キラキラしていて印象的でした。
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5月に開催していました
< ダブルチョイスキャンペーン >では、シンプルな印象の生地を意識し、
ワールズビスポークが厳選したインポート生地の中から、イタリア製生地の最高峰「エルメネジルド・ゼニア」の
濃紺ベースに鮮やかなブルーのピンストライプと、英国製の明るい絶妙なネイビーの無地を選ばれました。
もちろん、スラックスの前立はこだわりの「 釦仕様 」でした。
※上段の写真は、「エルメネジルド・ゼニア」の生地で仕立てたスーツです。
上記のスーツをお受け取りでご来店されましたが、2着のスーツではローテーションが難しいということで、
その場で、さらにスーツを1着オーダーして下さいました。
転職先の社長が、紺のスーツがお好みだと言うことで、
「 CANONICO 」( カノニコ ) のバンチブックの中から、SUPER 120’S WOOL 100%
紺ベースにグレイッシュなサックスブルーのペンを使用したウインドーペーンを選ばれました。
OHKAWA「 このS様の気持ち、転職先の社長に聞いて欲しいぃ〜。 」
上品なウインドーペーンのため、写真( 下段 )では確認が難しく無地のように
見えますが…。センス有る選択はさすがでした。
良いスーツを着ていれば、仕事の成績も上向きになっちゃうことでしょう!
絶対!!!
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S様ご来店誠にありがとうございました。
8月20日(土)からは、「 先行受注会 」を開催致します。いち早く秋冬用厳選インポート生地を、ご用意してご来店をお待ちしております。 |
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<OHKAWA> |
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