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ワールズビスポークのお客様は、皆さんこだわりをお持ちの方ばかりですが特に
今回のケースブックで紹介させていただく
K様は、
そうしたお客様の中でも、
サイジングと生地に対してのこだわりは人一倍です。
この度のオーダーでは、いつも以上に悩み、悩み、悩みぬいて生地を選ばれ
その甲斐あって、「 美色のスリーピース 」が仕立て上がりました。
K様が悩み抜いて選ばれた生地は、
「 CANONICO ( カノ二コ ) 」( イタリア製 )
明るいネイビーをベースに
色鮮やかなサックスブルーのストライプです。
SUPER 110'S WOOL の生地をCANONICO (カノニコ)の得意とするフィニッシュで
よりなめらかな質感に仕上げています
秋冬用のバンチより選ばれたのですが、
目付けが260gと比較的ライトウエイト
ですので、
一年を通じて長い期間お召しになっていただけると思います。
それにしても、CANONICO ( カノニコ ) コレクションは、
何故これほどまでに魅力的なカラーリングの技を
毎シーズン
打ち出してくれるのでしょう!
トレンドに敏感なお客様にお薦めするには最高のコレクションの一つです。
前回までは、ワールズビスポーク厳選インポート生地の中から、
選ばれたK様ですが、今回は、CANONICO ( カノニコ ) コレクションからでないと
「 譲れない!」ご様子でした。
ジャケットのモデルは、「 CONGRESS ( コングレス ) 」。
ワールズビスポークで最初にスーツをオーダーいただいた時は
「 DUKE ( デューク ) 」を選ばれたK様ですが、
2回目以降は「 CONGRESS( コングレス ) 」でお作りいただいております。
タイトなサイジングをご希望のK様には「 CONGRESS( コングレス ) 」
の背中に吸い付くようなカッティングが支持されたのだと思います。
K様の場合、最大限体型にフィットするように補正を施し袖も全体的に細くします。
デザインは、フロント2個釦のノッチドラペル。
腰のポケットはスラント仕様を選択。
ベストは上衣に合わせてフロント5個釦のものを選ばれました。
スラックスは、ワールズビスポークのハウスモデル中で最も股上が浅く、
最もスリムで、膝下がほぼストレートラインの
「 New Legend( ニューレジェンド ) 」
でオーダーいただきました。
もちろん、腰まわりも同様にできるだけフィットさせるよう補正します。
裾口の始末はカフス巾4cmのダブル、裾幅を18.5cmに指定されました。
さて、仕立て上がったスリーピースを受け取られて数日後、
裾幅をつめて欲しいとスラックスをお持ちになりました。
裾幅18,5cmは、十分に細いと思いましたが、K様にとっては物足りず
0.7cmおつめして裾幅17,8cmで調整することになりました。
こだわりの裾幅17,8cmです。
さすが、こだわりぬいた「 美色のスリーピース 」はとてもお似合いでした。
長くご愛用いただけましたら本当に嬉しいです。
K様ご来店誠にありがとうございました。
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