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オススメの生地をご案内させていただいたのが昨年の秋でした。
その手紙をお持ちになって、Y様「もし同じ生地があればオーダーしたい。」
とご来店下さいましたのが先月6月16日。
当日はさすがに店内ストックが殆ど夏物ということで、在庫確認の上現物入荷の後、再度ご来店いただきました。
手紙を大事に保管して下さっていたY様には感謝の気持ちでいっぱいです。
ご紹介させていただいた生地は、マーティンソン ( イギリス製 ) の紺地に
メリハリのあるボールドなチョークストライプです。
この生地は、私にとっても思い入れのある生地でワールズ ビスポークのスタッフ
となったその年にひと目惚れした生地でした。
ちょっと癖の強い生地ですが、Y様が仕立て上がりのイメージに求められた
「いやらしい!」というテーマにずばりはまったようです。
Y様がお気に入りのワールズビスポークハウスモデルは、
構築的なコーンケープショルダーが特徴の「 DUKE 」。
もちろん今までオーダーいただいたスーツは全て「 DUKE 」でのリクエストです。
さらに、モデルだけではなくデザインディテールも全て同じというこだわりようです。
フロント2個ボタンのピークドラペル。腰ポケットはスラントポケット。
スラックスの裾はこだわりのカフス幅4.5cmのダブル指定です。
ただし、今回ラペルの幅だけは0.5cmワイドの9.5cmに指定しました。
スタッフとしては、小顔効果を強調しました( 笑 )。
ここでY様に少しふれてみようと思います。
Y様は、とても発想が自由で、会話もとても楽しく
しかも好奇心が旺盛で色々な事に興味を持たれています。
先日もスーツの話から、服飾の専門学校へ通い服作りをマスターして
自作の服を彼女にプレゼントしたいとおっしゃっていました。
現在は、ワインのことを勉強しに学校に通われていて、目指すはソムリエの資格。
う~ん、まさに探究心旺盛な勉強家なのです!
ショットの表情は、少々力んでしまった感じです( 笑 )が、なかなかイケてますね!
Y様、超先取りの秋冬用スーツをオーダーいただきまして
本当にありがとうございました。
「 いやらしく 」着こなして下さいね!
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