Case Book

【 ハリソンズ VS ゼニア 】

2012年9月21日より、ワールズビスポーク銀座店にニュースタッフが加わりました。
その名は「 Mr. YAZAKI 」 皆様宜しくお願い致します!
Mr. YAZAKIが百貨店勤務時代から長くご贔屓下さっていますお客様M様が、
沢山お持ちのスーツにワールズビスポークのオーダースーツを加えて下さいました。
M様は、ゴルフとスーツをこよなく愛す銀行マンでいらっしゃいます。
お話がお上手で海外赴任の貴重な経験談は、とても楽しく時間の経過を忘れてしまうほどでした。

スーツを愛するM様ですから、生地選びは真剣そのものです!
比較的に紺系のダークスーツが多く、
今回は、お召しになる機会が少ないグレー系を希望されました。
オススメしました
「 ハリソンズ ( HARRISONS of EDINBURGH ) 」( イギリス製 )
グレーのシャークスキンは、あまり着たことがないタイプだと言うことであっさり
と決まりました。
現物の生地では、あまり入荷しない貴重な「 ハリソンズ 」ですので自信を持って
オススメする事が出来ました。
もう1着は、ジャケット単品でも着用が出来て、
「 ハリソンズ 」のシャークスキン( 上記 ) ともコーディネート可能な
格子柄を希望されました。
「 マーティンソン( イギリス製 )のグレンチェック 」と「 ゼニア( イタリア製 )の格子 」 に
絞られましたが、「 ハリソンズ 」のシャークスキンとの色合わせを考慮して、
「 ゼニア ( Ermenegildo Zegna ) 」( イタリア製 ) のグレーとブラウンの
ミックスベースにレッドとライトグレーが配された絶妙なカラーの大胆な格子柄に決まりました。

M様が着心地に対してご要望下さったのは着ていて楽なこと。
M様のようにオーダーされる店舗やモデルが変わっても普段着慣れている寸法を
要望されるお客様は多くいらっしゃいます。
来店下さいました際、他店でオーダーされたスーツをお召しになられていましたので
お寸法を頂戴しました。
M様が選ばれたハウスモデルは「 コングレス ( CONGRESS ) 」。
バストサイズに合わせると、「 50-ドロップ8 」で十分だったのですが、
実際、M様に 「 50-ドロップ8 」 のサンプル ( ゲージ ) を着ていただくと
少々窮屈なご様子でした。
そこで1サイズアップの「 52-ドロップ8 」を調整することに。
肩幅を調整し、屈伸補正と前肩補正を強く入れました。
着心地を少しでも軽くするため肩パットは極薄タイプを選びました。
通常採寸より肩幅を大きめにしましたが、
来店時にお召しになっていたスーツはさらに大きかったので、
肩幅を小さくする事でツッパリ感が出ないか少し心配は残りました。

スーツのお引取りでご来店下さったM様に早速スーツを試着していただくと、即「 OK! 」をいただくことが出来「 一安心 」でした。
2着のスーツをお気に召していただけた上に、写真撮影に快くご協力下さいました。
M様ご来店とご協力誠にありがとうございました!
また、海外のお話をお聞き出来ることを楽しみにしています。
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