バックシェイプライン+
エドワーディアンライン÷2は?
久しぶりのご来店だったので、何か旧友に会ったような錯覚がありました。
元々は、2年半前、K様はワールズビスポークが開店して3番目にスーツのオーダーをしていただいた記念すべきお客様です。それ以来コンスタントに毎シーズンオーダーをいただいてたのですが、ここ一年ほどご無沙汰で「お見えにならないなぁ」と内心思っていたら、ひょっこり来店されました。
その間、よそのテーラーでもオーダーされてたようで、作ったスーツの話をいろいろ聞かせてもらいました。
「なかなか参考になるんですよね!」
K様はワールズビスポーク以外にもティモシー・エベレストやテーラー&カッターなどのスーツをオーダーしてて、なかなかのオーダーマニアで手強い顧客です。
今回オーダーされたスーツは、今までのコンケープラインから一転して、当店では最近一番人気があるバックシェイプラインに、なんと!一番新しいコレクションのエドワーディアンラインを掛け合わせてしまいました。
お選びになったサイズサンプルは、バックシェイプラインの48−D8で基本シルエットは構成されてますが、膝下ストレートのパンツを裾巾24.5、膝巾23.0というフレアーにして、袖のフレアーとバランスをとりました。
次にエドワーディアンラインの一番の特徴であるカッタウェイをさらに強くいれてラペル巾も印象の強い11CMというワイドラペルにしたのですが、全体としてはモードっぽくもクラシックなスーツとなりました。
「へぇー!かっこいいじゃん」
何かまた新しい発見をさせていただきました。
皆様もワールズビスポークを助けると思って、いろいろワガママを聞かせてください。
無理難題、お待ちしてます。(ほどほどにお願いします)
<TAMA>
