F様の結婚式の演出に貢献出来る事になり大変嬉しい限りです。
このたびは、おめでとうございます!
F様は我が社の取締役のご紹介でご来店下さいました。F様のお母様と花嫁になられます相方様もご一緒に。F様は、今をときめくアパレル会社にお勤めの30歳。現在の景気状況にあって、業績を伸ばし続けている驚異の会社にお勤めです。好青年に加え、とてもエネルギーを感じとる事ができました。紹介者の取締役は、心配だったのでしょうか?開店の30分前に来店され今か今かと待ちわびているご様子でした。
オーダーで大切なポイントとなります生地選びとデザイン。まずは生地を選ばれる事になりました。一世一代の晴れ着になる訳ですから、慎重にならないはずがありません!しかし、生地は意外にあっさりと決まりました。初めは、取締役の意見で黒いっぺんとうではちょっと…。ライトグレーなんかが良いのでは?という意見が持ち上がりました。私(OHKAWA)も意見には賛成でした。その時、なぜか思い浮かべた光景は、英国のチャールズ皇太子とカミラ婦人の結婚式でした(かなり一般的ではありませんが…。)ライトグレー系のクリアなコーディネイトだったように記憶しています(間違っていたらごめんなさい!)。
多目的(式後)での着用を考えると、やはり黒が一番良いと言う意見が店長の方から上がりました。さすがに人生の教訓をいかしたご意見。その意見が正論に感じられたのは、取締役の意見に賛成した直後でした(自分の事ながら主張なさ過ぎぃ〜)。
最終的にWOODHOUSE(MADE IN ENGLAND)のTHE KNIGHT LIFE COLLECTIONのバンチの中から黒のシャドーストライプに決まりました。しっかりと打ち込まれた光沢のある生地です。
上衣のデザイン(ライン)は、自然な肩か、凛とした主張のある肩にするかで、かなり悩まれました。まわりの人の意見も賛否両論。個人的には、WO.3(コンケープライン)の方がお似合いになっていた気がしました。悩まれた結果、F様はWO.3(コンケープライン)を選ばれました。組下のスラックスも同様のラインWO.3(WOP.3)を選ばれました。1つボタンのピークドラペル。拝みボタン使用の正統派タキシードです。
タキシードの他にも、タキシードの下にお召しになるプリーツの入ったフォーマルシャツとエナメル製の黒のバルモラルキャップ(靴)もオーダーして頂く事になりました。上から下までワールズビスポークです。
素敵な花婿様が誕生する事と思います!!!
F様 結婚式に着用されますタキシードをオーダー頂きまして誠にありがとうございました。
いつまでも幸せいっぱいでありますように。 (OHKAWA)